あなたは、内向直感タイプです 【Ⅱ－③】
あなたは、時々、幽霊を見たり、異常な体験をすることがあるのではないですか。
またオカルト的な話も大好きです。カンはすぐれているのですが、
関心が外に向かわずに、心の内に向かっているのです。
世間とはズレていますが、少数ではあってもあなたの直感を理解してくれる人がいるはずです。
内向直感タイプの人も外向直感タイプの人と同じように、カンが良く将来の見通しや新しい可能性がよく見えます。
しかし、そのカンの働きは、普通は外の世界には向かわずに、心の内側の世界に向かうのです。
そのために、時には無意識の奥の世界にまで入り込むことになり、神の声を聴くといった宗教的な色彩や
オカルト的な色彩を帯びることもしばしばあります。
宗教的な予言者などには、このタイプの人が多いでのす。
また、芸術家などにもこのタイプの人はしばしば見られます。
しかし、なかなか世の中に受け入れられないような難解な人です。たとえば、ニーチェなどのように
天才か狂人かわからないといわれるようなタイプの人です。
つまり、世間から認められない天才や才能はあるけれど社会的に埋もれているような人物、
あるいは馬鹿か利口かわからないといった変人タイプです。
このタイプの人にとっては、倫理や道徳などは関係ありません。また美的な感覚も
普通の人とは違って独特なものです。
このタイプの人の直感は、現実的なものとは一致せず、象徴的で主観的なものなので、
他人にはなかなか理解できません。そのため、世間の人には理解されにくいのです。
内向直感タイプの人の弱点は、外向直感タイプ同様に感覚です。
身体的な欲求に気がつかず、食事などもうまくコントロールできません。
感覚的なことが苦手ということは、性的なことも苦手です。
外向感覚がとくに苦手だからです。五感に訴えるような現実的な感覚がうまく
とらえられないといえるのです。そのために、普通の人と感覚がちがっているのです。
このタイプの人は、宗教家、予言者などによく見られますが、
発明家などにも、このタイプの人はいます。
自分の中から思いついた発想をじっくり追求していくような人です。
しかし、こうした発明が世の中に出るには、そばに現実適応力のある人がついている場合が多いのです。
